シャント電流センサ

シャント電流センサとは

シャント電流センサ | KOA

バスバータイプの大電流シャントと検出回路を一体型にしたシャント方式の絶縁型電流センサです。
各種電源や、エネルギー分野のバッテリマネージメントなど、高精度な電流検出用途に適しています。

シャント方式とは?

抵抗器に電流を流すとオームの法則により抵抗器の両端には電圧降下が発生します。
低抵抗に電流が流れた時の微小な電圧降下を検出し、増幅回路により必要な出力電圧信号として取り出す電流検出方式です。

シャント電流センサ VSM0001シリーズ

特長

・バスバータイプの大電流シャントと検出回路を一体にした絶縁型電流センサ
・産業機器、エネルギー分野の各種バッテリーマネージメントなど高精度電流検出に好適
・小型(L×W×t:72mm×36mm×11.5mm)、軽量(約30g)であり、既存センサの小型化、省スペース化に貢献

基本仕様

 項目  基本仕様
 検出部 バスバー接続用シャント 100μΩ
 測定電流  定格電流  VSM0001-A400A ±150A(締結部105℃)、±400A(締結部75℃)
 VSM0001-A200A  ±150A(締結部105℃)、±200A(締結部100℃)
 周波数特性 10kHz@-3dB
 出力  出力信号 アナログ電圧出力 V㏄/2±2.0V
(V㏄=5.0の時0.5~4.5V)
 フルスケール誤差 ±1%以下@25℃
供給電圧 Vcc DC +5V
動作温度範囲(締結部温度)  -40°C~+105°C

用途

リチウムイオン電池等の二次電池使用機器のバッテリーマネージメントシステム、

燃料電池・蓄電システム等のバックアップ電源、急速充電、各種評価試験設備等

シャント電流センサのイメージ バッテリーマネージメントシステムにおける電流検出使用イメージ

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