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座談会レポート

「KOAという会社の特長」、「KOAらしさ」って何だろう!? 就職活動中の学生のみなさんにとって気になるこのテーマについて、製品開発技術者のUさん、KPSセンターのOさん、財務グループのYさん、3名のみなさんに本音で語っていただきました。 <取材:2008年9月>

農工一体のビジョン・自然環境への配慮・真の豊かさ

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Uさんは地元伊那の出身で、KOAへはUターン就職し入社10年目。慣れ親しんだ地元とのつながりを大切にしている企業であること、電子部品を製造している会社であっても自然環境との調和を企業経営の価値観としている点、さらにKPS(KOA Profit System:全社的経営改善活動)などに興味を持って入社しました。

「2年前、社内の表彰制度のひとつである“KOAグループ表彰”で表彰を受けたときのこと。表彰は、大きなクリーンルーム内でしか製造・開発できなかった電子部品が、局所的にクリーンな空間を作り出す装置の開発に成功したことで、どんな環境下であっても生産することを可能にし、大幅なコスト削減、CO2削減を実現できたことで受賞することができました。表彰を受けることへのうれしさはもちろんですが、 社長より“これで畑の真ん中でも、お百姓さんが農作業をしながら製品がつくれるね”と冗談を交え、褒めていただきました。でも後でよくよく考えてみると、かつて農民が『農業を営みながら工業にも従事することで安定した収入を得られる基盤をこの伊那谷につくりたい』という創業者の“農工一体”というビジョンが、今度は工業に従事する社員の視点から農業を見た場合、『工業の発展のために自然環境や農業を営む環境が犠牲になっていないか』、『製品や作業環境は農業を営む方々にもキチント配慮できているか』という全く逆の“農工一体”の思想を現社長は我々に考えさせていたのでは?と思える出来事でした。」

また、Uさん同様にUターン就職をして入社3年目を迎えたOさんは、学生時代に環境問題を学び、KOAの自然環境への取り組みに感動して入社したひとり。そんな彼は、「大学研究室の先輩に誘われて入社したのですが、自然環境に配慮しながら電子部品を製造し、地域社会と共に成長していくという、会社の姿勢を肌で感じながら仕事をしている。」と言います。

一方、Uさんと同期入社で10年目のYさんは関西地方出身。「私がKOAに入社したのは、知人から“いい会社があるよ”と紹介されたことがきっかけですが、入社後それまでの生活との違いにカルチャーショックを受けました。日本古来の古きよき伝統や地域社会との連携を大切にするということ、自然とのふれ合いがある理想の生活…、真の豊かさとは何かを感じ、体の五感を使いながら働けていることに、とても感謝しています。」と入社後の実感をKOAの特長として述べています。

強固な組織力と社員の一体感、若手社員にチャンスを与える風土

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「入社して一番驚いたのは、とにかく個性的な人たちが多いということでした。ただ共通していえることは、みなさんやさしい方であるということ。仕事を覚える際も、親身に的確な指導をしていただきました。一方で“仕事は見て覚える、技を盗む”という意識も大切だと教えられ、結果として、自ら考えて行動にうつす力を養うことにもつながっています。」

そう語るのはOさん。KPSセンターに所属する彼の主な仕事内容は、ワークショップ制で稼動する各生産拠点をまわりながら、品質改善や棚卸資産の削減、不良製品発生の原因解明という問題に対し、現場で働く方々と一緒に検討していくというもの。所属部署の上司には、ワークショップと呼ばれる生産ラインで部門長を務めた経験のある人も多いとのこと。Oさんの話を聞き、個性豊かな人たちに囲まれながら、一歩一歩着実に成長している印象を受けました。

また、このような「KOAの人」について、Yさんは次のような点を強調しています。

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「KOAの社員に共通しているのは、誠実さと社員相互の信頼関係の強さだと思います。たとえば、棚卸資産の削減業務などのプロジェクトが、トップダウンで全社的にスタートするようなケースでは、実務を担当する社員までの情報の伝達や、改善活動などの問題解決へ向けたプロセスがスピーディに実行されていきます。これは、各人の業務に取り組む真摯な姿勢と他人任せにしない当事者意識、そして、上司と部下、働く部署の仲間、部門と部門といった関係に強固な信頼があってこそ実現できるものだと思います。一致団結したときのKOAには本当に驚くほどの強さを感じますね。」KOAの組織力と社員の一体感は、各種社内イベントにおいて大いに発揮されているとのこと。

さらに、若手社員にチャンスを与えて仕事を任せる風土が根付いていることも、大きな特長のひとつ。Uさんは自らの体験談を振り返ります。

「入社1年目のとき、地域の人たちを招いて行われる“感謝祭”の司会役を務めたことがありました。もうドキドキでしたが何とかうまく進行することができ、来社された地域の方々にも喜んでいただいて、本当に貴重な経験となりました。お客様の中には、小さなお子さんもたくさん来られていました。彼らがKOAのお祭りの思い出を忘れずに成長して、学生時代を東京や関西など他の地域で過ごしたとしても、いずれは僕らのようにUターン就職でこの地に戻ってきてもらえればうれしいですね。」

Uさんの言葉から、KOAが考える地域とのかかわり合いのあり方が、社員一人ひとりにも伝わっていることが強く感じられました。

ゼロディフェクト・フローの構築とともに、さらなる飛躍を目指して

KOAがさらなる成長を遂げていくために欠かすことのできない「新製品開発」。車載用(自動車向け部品)、医療機器用などさまざまな領域において、新たな抵抗器の誕生がますます期待されています。

また、それに伴い同社が力を注いでいるのが、「ひとつの不良品も出さない・つくらない――ゼロディフェクト・フロー」の構築を目指した活動。車載向けをはじめ、医療、航空・宇宙といった高信頼性が要求されるアプリケーションにおいても、お客様に安心してお使いいただける製品をご提供するために、KOAのみならず、KOAグループの社員が一丸となって邁進しています。そのような中で3人もさらなる飛躍を目指して、各自の目標を力強く掲げ積極的に取り組んでいます。

「ゼロディフェクト・フローの構築は、製品に関する部門だけの問題ではありません。製品には直接的にかかわらない間接部門でも、業務品質を向上させる努力をしています。私の場合は、制度会計と管理会計という両側面から経理の仕事を10年間続けてきましたが、まだまだ奥の深さを感じています。プロフェッショナルとして、さらにこの仕事を極めていきたいですね。(Yさん)」

「入社3年目にして、ようやく業務の全体像が見えてきました。私は、仕事を進める上では、自分の担当している仕事の背景や関係する業務などを考え、仕事の全体像を理解することが大切だと考えています。そうすることで、現場で起きている問題の真因を正確に理解でき、私がやるべき取り組みや計画ができると思っています。不具合品を一本たりとも社外流出させないゼロディフェクトの活動は、私の部門が取り組む重要課題の一つです。私も生産現場の方々と力を合わせ、簡単では無いですが達成しなければならないこの目標に挑んでいます。その上で、KOAが本当に達成しなければいけないことは、お客様はもちろん、株主様や取引先の方々、地域の方々といった、KOAと関係するすべての方々との信頼関係構築です。私も、まずは自分の仕事と関わるすべての方々から、「お前に頼めば絶対に安心だ。頼む。」と言っていただけるように、日頃の業務一つ一つの品質を高めていきたいと考えています。そういった、社員一人ひとりの小さな積み重ねが、会社全体の目標達成へ繋がっていくと思っています。(Oさん)」

「開発担当者として、信頼性の高い製品を世の中にどんどんリリースしていきたいですね。スピードアップと正確さは相反する課題ですが、それをクリアするために何が必要で、何を学び、どんな行動が必要かを真剣に考え、精一杯がんばります。(Uさん)」

そして最後に、どんな人がKOAに向いているのかを彼らに聞いてみました。回答は「まじめな人、相手に対する思いやりと自然環境を大切にする人、ニュアンスを嗅ぎ取るような勘のいい人、目標を成し遂げるために困難にも立ち向かっていける人、仕事の優先順位を考えられるバランス感覚のいい人…。」

でも、やっぱり一番求めているのは、「KOAを好きになって、常にやる気と高いモチベーションを持って行動していこうという人」。そんな人たちにとって、KOAは限りなくチャンスの広がっている会社だと感じました。