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社長賞(パワーシャント抵抗器)

パワーシャント抵抗器の事業化
~従来にはない大電流・高精度・小型抵抗器の実現~

長く短くも感じられた2年半の道のりがスタート

車載用製品として搭載されるパワーシャント抵抗器は、モーターに流れる電流を正確に検出する役割を果たすキーパーツ。これが無ければ高度なモーター制御は出来ません。大電流での使用が可能な製品として、カーエレクトロニクスの進化を牽引する上で欠かすことのできない重要な存在と言えます。
今回は、このパワーシャント抵抗器の事業化に携ったHさん、Iさん、Cさん、Kさんへのインタビュー内容を通して、事業化に至るまでのさまざまなエピソードや、社長賞を受賞した時の思いなどを中心に紹介していきます。
「このプロジェクトは、大電流に耐えられる高精度・小型抵抗器はないかというお客様の声をきっかけとして、事業化へ向けての取り組みがスタートしました。まずは理論解析ということで最初に私が関わることになるのですが、従来の抵抗器にはない初めてのものをつくる試みとして何度も実験と検証を繰り返し、また他メーカーとの競合という理由からスピーディな対応が求められることにもなりました。」とHさんが当時を振り返るように、ここから長くも短くも感じられた2年半の道のりがはじまったのです。

エンジニアとしての好奇心が次第に刺激されて

その後理論解析を継続しつつ、製品開発を担うIさんとCさん、設備技術開発のKさんがこのプロジェクトに従事することになります。

「最初に上司からの指示でミーティングに参加することになったのですが、その時には何のことかよくわからなかったんです。で、ミーティング終了後に上司から『I、やってみるか!』と言われて。

戸惑いつつも、それからどんどん引き込まれていくようになりました」というIさんに対して、同じ部署の後輩であるCさんは「僕にとってこの仕事は、最初はあまり優先順位が高くなかったんです(笑)。というのも、別に担当していた仕事が非常に繁忙を極めていたものですから。でも、隣の席でIさんが何か一生懸命やっている姿に触発されて、お手伝いするようになりました。いま改めて考えてみると、社長賞を受賞できたことはもちろんですが、入社4年目にしてこんな貴重な経験ができたことにとても感謝しています。」とコメントを残しています。

Kさんもまた、「この仕事には、今日の4名以外にも他のスタッフが多数関わっているのですが、私自身これだけ大きな仕事に取り組むことができ、入社以来16年間で一番大きな喜びとなりました。社長賞という成果とともに、多くの仲間と喜びや達成感を味わえたことがうれしいですね。」と感慨深く語るように、まさにチームワークの結束が事業化の成功をもたらす大きな要因となったのです。

プロジェクトを通して息づく、お互いの思いやり・感謝の気持ち

紆余曲折を経ながらも、やがてパワーシャント抵抗器はお客様の声を満たす存在へ進化と変貌を遂げて事業化に至ります。

「解析結果と実験結果が合致していくにしたがって、みんなの中で次第に『これはいける!』という気持ちが強くなっていきました。と同時にお客様からの信頼感も増してきて、さらに一体感を持って仕事に臨むことができましたね。それと、ここにいる私以外の3名については開発・設備を担当したということで形に表すことのできた成果に対し、社長賞が取れることを願っていました。

でも私の場合は解析が主な仕事でしたので、経営特別推薦による社長賞を個人として頂けるなどとは夢にも思っていませんでした。KOAの表彰制度には本当に感謝していますし、今後の励みにもなりますね。」
Hさんの言葉には、KOAのエンジニアとしての醍醐味と実感が如実に表れています。

また今回のプロセスにおいて、KOAを象徴する非常に印象的なエピソードをIさんが紹介してくれました。

「いまでこそ笑い話で済んでいますが、つい仕事に熱中するあまり自分の意見を主張しすぎて、製造現場の人たちと口論になってしまったことがありました。その時に上司から諭されたのが『相手も一生懸命やっているのだから、その気持ちを考えなければいけない』という一言。

またひとつ大切なことを学んだという気持ちで、謙虚に受け止めました。もっともその後で、コミュニケーション研修を受けることにもなりましたが(笑)。」

このようなところにも、相手に対する思いやりや感謝の気持ちを大切にするKOAのマインドが強く息づいています。この社長賞受賞を機に、各人はそれぞれが次なるプロジェクトへ邁進。彼らのさらなる飛躍が期待されています。