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トピックス


「CEATEC JAPAN 2018」が10月16日(火)から10月19日(金)までの4日間、千葉県の幕張メッセで開催されました。IoTの普及などによる経済発展と社会的課題の解決が両立する「超スマート社会(Society 5.0)」の実現を目指し、あらゆる産業・業種による「共創」からビジネスを生み出す場として開催されました。
KOAはこれまでの製品開発で培ってきた基盤技術を進化させ、CEATECをお客様と共に新たなビジネスを創出する場と捉え出展しました。KOAブースではKOAの基盤技術を知っていただくためのビデオの上映、厚膜技術・薄膜技術の応用提案、産学連携の酸素センサ、北九州研究所の傾斜センサ、Windgraphy(風の見える化技術)など多彩な展示を行い、これまでお付き合いのなかった異分野・異業種の方々とも多くの共創の機会を得ることができました。

※Society 5.0:狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く新たな社会を指すもので、我が国が目指すべき未来社会の姿として第5期科学技術基本計画において初めて提唱された。

KOAの基盤技術によるお客様との新しいビジネス創出へのご提案

薄膜形成技術を用いたひずみゲージ
薄膜形成技術を用いたひずみゲージ
金属皮膜チップ抵抗器に用いられている薄膜形成技術の応用例として、一般のチップ部品と同様の工程で実装できるチップタイプのひずみゲージを展示しました。数字の書いてあるプレートの裏面にひずみゲージを取り付け、指で押した場所を検知し画面に表示します。材料開発や加工技術によりこれまでのひずみゲージの課題であった温度変化に対する安定性、ゲージ率(感度)や実装性を向上させています。
厚膜形成技術を用いた曲げられる抵抗体素子
厚膜形成技術を用いた曲げられる抵抗体素子
厚膜チップ抵抗器の開発でこれまで培ってきた厚膜形成技術を応用し、耐熱性の低いPETフィルム上に導電性ペーストと独自開発した抵抗体ペーストを低温形成させ、「曲げられる電気回路」でLEDを点灯させる展示を行いました。「曲げられる電気回路」により、ウエアラブル機器やモバイル機器などいろいろな分野でアイデアの幅が広がり、新たな用途が期待できます。

新製品のご紹介

車載電子機器の長期安定性に貢献 高信頼性角形チップ抵抗器 RS73シリーズ
車載電子機器の長期安定性に貢献
近年の自動車は、国家レベルでの環境対策が推進され、その一環として自動車の電動化が加速しています。また、死亡事故ゼロを目指した安全な自動車や自動運転の実用化も進められています。これらを実現するため自動車には多くのセンサが搭載されていますが、センサ回路には高い検出精度、および使用環境の温度変化や長期間の使用でも高い信頼性が求められています。
今回開発したRS73は、厚膜技術を高度に融合させ、初期特性の高精度のみならず、温度変化に対する安定性や使用時の抵抗値変化が非常に低く抑えられており、自動車のセンサ回路の長期安定性化を実現します。

Windgraphy®とは、センサを利用して風速を同時に多点で計測し、表示・データ化するKOA独自の技術で、風が目に見えることで、誰でも直感的に風の状態を知ることができます。
Windgraphy®は気流を扱う機器の研究開発や各種イベントでの展示など様々な業界での利用が想定されており、今回は一般の方が体験できる展示として採用された異業種パートナーとの3つの共創事例を紹介します。

「Windgraphy」はKOA株式会社の登録商標です。

三菱電機株式会社様 METoA Ginza

三菱電機グループの技術・サービスを体験出来る展示場「METoA Ginza」で風をテーマにしたイベント「Wind Lab in Ginza 風と遊べるテクノロジー空間」が開催され、Windgraphy®のプロジェクター投影版が展示されました。
幅広い年代の方々に、風センサを組み込み実際の風にリアルタイムで反応する新しいコンテンツを楽しんでいただきました。
(期間:2018/1/9~2/4)

LUCENT様 インスタレーション事例1

LUCENT(株式会社ルーセントデザイン)がデザインを手がけた2018年1月グランドオープンのSHISEIDO THE STOREのインスタレーションアート※「Mirrored Pieces」にWindgraphy®が採用されました。(常設展示)
デザインコンセプトは以下のとおりです。
「ミラーの中にさまざまな光のオブジェクトが映し出される環境型のインスタレーション。花椿などのモチーフが、室内の空気の動きと反応し、刻々と輝きとふるまいを変えてゆく。アンビエントな音楽のように、光でインテリアを彩る作品。」 ※ 特定の空間にオブジェなどを配置し、様々に変化させて空間を演出する美術手法。

LUCENT様 インスタレーション事例2

2018年3月に公開されたインスタレーションアート作品(パナソニック100周年記念ミュージアム)にWindgraphy®が採用されました。(常設展示)
デザインコンセプトは以下のとおりです。
「パナソニックの100年の歴史を遡るように、ダイナミックに空間を駆け巡る3D映像と音のショーにはじまり、独自デザインした「Air Sensor Bar」によって、吹く息や風に反応して詳細情報が閲覧できる「Products Flow」システム。無重力空間を浮遊するプロダクト群がビジターの送る風の強弱によって空間を横断するインタラクティブアートなど、映像作品、情報閲覧、インタラクティブアートが、ひとつの体験としてシームレスに融合する。」

Windgraphy® webサイト http://www.windgraphy.com (2018年6月下旬オープン予定)